【ディズニー英語システムの効果】言語研究者が手掛けた幼児英語教育の魅力
遊びながら楽しく英語を学べる教材
ディズニー英語システム(DWE)は、40年以上売れ続けている幼児英語教材です。
楽しいキャラクターやストーリーを通じて英語を学ぶ教材として愛され続けていますが、そんなDWEも、与えっぱなしにしてしまうとお子さんから飽きられてしまったり、有効活用できなかったりということが起こります。
今回は、「せっかく買ったのに使ってもらえない」といったことがないよう、ディズニー英語システム(DWE)の使い方のポイントと、注意すべき点、そして子供に楽しく学んでもらうコツを解説します。
ディズニー英語システムの効果
「遊ぶように学ぶ」ことが可能
何でも、好きなものが関係していると興味が持続しやすくなります。
DWEはディズニーキャラクターによる楽しい場面展開を通じて、楽しみながら英語に親しむことができるので、「座学が苦手」「長時間じっとしていられない」といったお子さんにもオススメです。
「人見知りがあって英語塾はちょっと……」というお子さんも、ストレート・プレイのようなDVDであれば、『カーズ』や『トイ・ストーリー』のキャラクターが登場するので、抵抗なく学習できる傾向にあります。
DVD(ストレート・プレイ)は、かけ流しにするだけで様々な英語表現が頭に入るので、特にオススメです。
多感覚アプローチ
DWEは映像、音楽、歌、ゲームなど、視覚や聴覚だけでなく、運動感覚も使って学ぶことができる教材です。
膨大な情報量を浴びるように、記憶に残りやすいかたちで学んでいくので、自然と記憶力に自信が持てるようにもなっていきます。
反復学習
記憶は、「覚える」ことよりも「思い出せる」ことの方が大事だと言われています。
また、短期記憶ではなく、長期記憶にしていくことも重要です。
DWEのような質の高い教材を繰り返し視聴することで、反復学習が可能となり、覚えたことをアウトプットしていくことで、リトリーバル学習(再現しながら記憶を定着させていく学習方法)も可能となります。
インタラクティブな学び
ディズニー英会話は、親御さんが積極的に協力することがカギとなります。
「自分は話せないから」「英語話者ではないから」と控えめになるのではなく、親御さん側が積極的に英語で話しかけることで、アウトプットの機会も増え、英語の使用頻度を増やすことも可能です。
*ディズニー英語システムは本当に買う価値があるのか、ぶっちゃけどうなの?という関連記事もあります。
興味がある方は読んでみてください。
https://www.dwe-kaitori.com/blog/real/
DWE 使い方の4つのポイント
①習慣化
毎日少しずつでも継続的に使用しましょう。
ご家庭の生活リズムに合わせて、ルーティーンを決めると取り組みやすいです。
習慣化しやすいよう、
- 朝の時間はCDを流す。
- ご飯の準備中はDVDを観てもらう。
- 家事がひと段落し、お風呂に入る前に一緒にトークアロングやマジックペンを使ってゲームをする。
といった風に決めておくと継続しやすくなります。
短時間でも毎日続けることで効果が出るので、ぜひ習慣化しましょう。
②練習は「誰かとやる」と◎
英語に限らず、地道な座学や練習、訓練といった「反復が必要な」「地味な作業」は、どうしても飽きやすいものです。
こういったことをコンスタントに続けるコツは「誰かとやる」ことです。
やる気がある人と一緒にいると自分もやる気が出るものですし、親御さんが英語を本気で楽しんでいるのを見ると、お子さんも自然と「英語は楽しいものでやりがいがあるものだ」と思うようになります。
ですから、「親が常にモチベーションを保っている」ことを意識しましょう。
ディズニー英語システム(DWE)は「親が関わらなくても学習ができる」という良さもありますが、「親が英語で話しかける」「兄弟間でも英語でコミュニケーションさせる」といったことを積極的におこなっているご家庭の方が、英語力が高まりやすい傾向にあります。
③「なりたい」相手が身近にいる環境にする
何にでも言えることですが、「上手になりたいものがあるときは、それが上手な人との接点を増やす」ことが重要です。
たとえば、剣道の達人になりたいときは剣道の達人の身近にいるとそれだけで大きな学びになりますし、「プロは日頃何をしているか?」「上手になる為にどういう風に時間を使っているのか?」といったことを学ぶことで「理想的な学習環境」、が自然と整っていきます。
学ぶときの環境というのはとても大事で、「DVDを見ている間は他の音や視覚的な刺激を減らす」といったことも大切です。
お子さんが「楽しく学ぶ」ことに集中できるよう、環境も意識的に変えていきましょう。
④「滝のような情報量」を日常に
日本語話者に囲まれた環境で英語話者になるには、それなりの努力を要します。
まず必要なのは、「滝のような情報量」に慣れることです。
沢山の英語表現に触れることが大切なので、英語絵本を多読することを「基本」としているご家庭も少なくありません。
食事の際やお風呂の時間、遊びの中でも、英語を取り入れることができると効果的です。
「シング・アロング(CD)を毎日流し、毎日歌っていたらフレーズを丸暗記してしまい、頭にこびりついて英語の歌詞が頭を離れなくなった」というお子さんも多いので、CDをベースに学ぶのも良いかもしれません。
発音が気になる場合も、歌を通して発音が綺麗になっていくといったことがあるので侮れません。
ディズニー英会話の注意点
①無理強いしない
子どもが嫌がるときは無理に続けさせないことが大切です。
英語学習がストレスになると、せっかく買ったDWEがタンスの肥やしになってしまいかねません。
ディズニー英語システム(DWE)で学んだ単語やフレーズをアウトプットする機会を多く設けることも大切ですが、あくまでも「楽しんで取り組めるように」、適度な距離感で取り組むようにしましょう。
②プレッシャーをかけない
英語教育は一朝一夕で成果が出るものではありません。
本人に意欲がないのに「小学校のうちに英検3級まで取ろうね」と期待を表に出しすぎてしまうとそれがプレッシャーとなり、英語嫌いにつながってしまうこともあるようです。
ディズニー英語システムに限らず、学問はどの分野も「ひとつずつ学ぶ」しかありません。
「時間がかかって当たり前」と理解し、長期的な視点を持ち、肩の力をゆるめながら取り組みましょう。
③バランスを意識
「英語にばかり集中していたら、すっかり数学が苦手になってしまった」というご家庭もあります。
また、おうち英語に夢中になっていると外で遊ぶ時間が少なくなりがちで、お子さんが知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまうこともあるようです。
たまには、水族館や動物園でリフレッシュしてみたり、公園で英語の勉強をしてみるというのも気分転換になるかもしれません。
英語を楽しく学ばせるコツ
①ゲーム感覚で学ぶ
最近は、「漫画やアニメよりもゲームが大好き」、という子が非常に増えています。
マイクラ英会話(英会話講師とコミュニケーションを取りながらマインクラフトをする、という英会話)も出てきたくらいなので、ゲームと英会話をかけ合わせたジャンルというのは今後ますます発展していくことでしょう。
ディズニー英語システムも、ゲームやクイズで単語を覚えられるようになっているので、お子さんがゲームに目がないのであれば、「ゲーム性を意識して取り組ませる」ことを意識してみると良いかもしれません。
②褒めて伸ばす
現代日本は残念ながら、「褒めるのがニガテ」な大人が少なくありません。
アドラー心理学が流行した影響で、「褒める」ことをネガティブに捉える方が増えてしまったようですが、やはりお子さんに限らず、「認められる」ということはモチベーションに繋がるものです。
できれば、小さな進歩でも大いに褒めてあげましょう。
「英語で褒める」というのもオススメです。
正解したら「Excellent!」とリアクションを取り、何か間違ってしまったとしても、「頑張ったことが偉い」と認めることで、お子さんの自己肯定感が育まれ、学ぶ意欲がますます湧きおこります。
③「バリエーション」を意識
ディズニーばかりでは、必ず飽きが来ます。
時には、別の英語アニメを見せたり、英語絵本を読んだりと、さまざまな確度からアプローチしましょう。
「英語に触れる機会」にもさまざまなものがありますが、バリエーションが少ないと飽きるものなので、視野狭窄にならないよう常にアンテナを立てるようにすることが大切です。
というのも、英語圏にも当然、方言というものがあり、人によって発音にクセもあります。
同じ声優さんによる聞き取りやすい英語だけを聴いていると、リスニング力がそこまで育たないといったことがあるので、「色んな人による色んなバリエーションの発音」を聞くことで耳を鍛えましょう。
④交流の機会を作る
英語は、アウトプットすることが大切です。
しかし、「英語をアウトプットする機会を増やすのが大変」という方も多いことでしょう。
英語を使う機会を増やしたい、という方は、英語圏の文通相手を見つけるのもオススメですし、正規会員の方はイベントに参加してみるのも学びになりますし、定期的に英語のイベントに参加するだけでも大きな学びに繋がるはずです。
⑤日常会話に取り入れる
簡単なフレーズや単語を日常会話の中で使うことで、自然と英語が身につきます。
最初はお子さんも恥ずかしがる場合が多いので、親御さんが積極的に使うようにしてみましょう。
例えば、「ありがとう」を「Thank you」と言うなど、小さなことからはじめてみると、定着しやすくなります。
まとめ
ディズニー英語システム(DWE)は、遊びながら英語を学習できる教材です。
効果を最大限に引き出すためには、継続的な使用や親の積極的な関わりが必要ですが、楽しく学べる環境を整えることで、英語力はぐんぐん育っていきます。
お子さんが楽しみながら学び、成長してゆく姿を見るのは、親御さんにとっても大きな喜びとなることでしょう。
「無理のない範囲で、英語力を自然に伸ばしたい」という方には、ディズニー英語システムがオススメです。