ディズニー英語システムリニューアルの歴史~シングアロング編~

2024年9月12日

ディズニー英語システムリニューアルの歴史~シングアロング編~

こんにちは!ディズニー英語システム買取専門店のブログ担当です。
本日は、「シングアロング編」と題して、ディズニー英語システム(DWE)のリニューアルの歴史について解説いたします。
中古でDWEを購入する際や、自分が持っている教材が何年製のものかを判断するのに役立ててください。

ディズニー英語システムとは?

ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニー発の幼児英語教材です。
ディズニーキャラクターを使った幼児向けの英語教材で、多くの家庭で親しまれています。
DWEにはいくつかの主要なパートがあり、その中でも「シングアロング」は特別人気のある教材です。
子どもが歌を通じて自然に英語を学べる教材になっており、シングアロングは長い歴史の中で何度もリニューアルされてきました。

リニューアルの歴史~シングアロング編~

  • ①2000年以前

    1989年に、シングアロングの初版がリリースされました。
    1978年から販売されているメインプログラムのお話にメロディーが付加されるかたちでリニューアルされており、「フレーズが覚えやすくなった」点において大きく進化しました。

    また、初期の教材は、絵本とカセットテープで構成されていました。
    「カセットテープがわからない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、カセットテープは、文庫本を一回り小さくしたサイズの記憶媒体で、当時は自分の手で希望の位置まで巻き戻したり、早送りしたりする必要があったのです。
    ビデオテープが加わったのは途中からでした。
    カセットテープには歌が収められ、ビデオテープにはお歌に沿ったディズニーキャラクターが登場するアニメーションが収録されていました。
    1993年頃に、ビデオテープの曲数が32曲から35曲に増えています。
    単語や歌、字幕、カラオケも入りました。カセットテープはCDに変わっています。
    CDの曲数は変わらず129曲です。

  • ②2000年前後のリニューアル

    2000年代初頭、DWEはさらに進化しました。
    この時期には、ビデオテープからDVDへの移行が進みました。
    収録されているアニメーションの曲数はさらに1曲増え36曲に。
    またベッドタイムソングとウェイクアップソングというCD2枚が登場し、CDの曲数は40曲増えました。
    パッケージのデザインも大きく変わり、現在のデザインに近いものになっています。

  • ③2006年のリニューアル

    2006年前後、DWEは絵のタッチが大きく変わりました。
    陰影がついた立体的な描き方になり、これにより可愛さがぐっとアップしています。
    今から見るとマイナーチェンジかもしれないですが、当時としては画期的な変化でした。

  • ④2009年のリニューアル

    2009年はDVDが4枚から12枚に増えました。
    それまではCDに収録されている131曲のうち36曲のみが映像化されDVDに収録されていましたが、このリニューアルにより131曲全てが映像化されています。
    DVDから学習できるようになりました。
    学習がとても進めやすくなるので、個人的には画期的なリニューアルだと感じています。

  • ⑤2013年のリニューアル

    2013年3月、DWEのDVDに登場する子役がリニューアルしました。
    それまではビデオのころから映像が変わっていなかったのですが、このリニューアルで子役の服装や髪型も変わり、時代に追いついた感じがします。この頃、DVDの画質もきれいになりました。

  • ⑥2019年のリニューアル

    2019年はガラッと変わりました。一番大きな変化は、DVDからブルーレイに進化したことです。
    ブルーレイに変わることにより画像が格段にきれいになりました。
    ブルーレイに出てくる子役は以前と変化はありません。
    イラストの部分が現代風になり、可愛さがアップしています。
    ディズニー英語システムは、ブルーレイ版を見た後にDVD版を見ると、とても大きな違いに気付かされます。
    「ブルーレイの方がいい!」というお子さんがほとんどでしょうね。

その他、絵本のイラストも描き方が変わっています。収録曲が3曲減り、1曲増えました。
減った曲は時代に合わなくなったためと思います。
収録曲の変更に伴い、絵本の内容も少し変更されています。
学習内容はほぼ変わりませんが、曲の中に出てくるキーワードが少し変化したりしています。
例えば、ピクニックに持って行く食べ物がチキンからサンドイッチに変わったといった点です。

シングアロングの年代判別方法

「中古でシングアロングを購入したはいいけど、年代がわからない!」
という方もいらっしゃることでしょう。
中古のシングアロングを購入した際、その教材が何年製のものかを判断するためのポイントをいくつかご紹介します。

2000年以前 カセットテープもしくはビデオテープ
2000~2006年 絵のタッチに陰影がなく、平面
2006~2009年 DVDが4本
2009~2013年 DVDが12本かつ、DVDケースにプリントされている子役が旧子役
2013~2019年 DVDケースにプリントされている子役が新子役(ケース右下に小さなNの文字が有)
2019年以降 絵本の表紙が虹のかかったようなデザインでDVDではなくブルーレイ

まとめ

シングアロングは、ディズニー英語システムの中でも人気が高く重要な教材です。
リニューアルの歴史を知ると、変化の特徴が分かり、「自分が何を求めているか?」が判断しやすくなります。ぜひ、中古購入する際の参考の一つにしてみてください。

今回、個人の感想も交えながらディズニー英会話のリニューアルの歴史について書いてみましたが、文字ばかりで特徴が分かりにくかったという方、もっと詳しく知りたいという方は
こちらのサイトがおすすめです。さらに詳しく変化の内容が分かりますよ!
https://www.dwe-dwe.biz/
次回は、他のDWE教材のリニューアルの歴史を解説していきますので、お楽しみに!

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