ディズニー英語システムリニューアルの歴史~メインプログラム編~
こんにちは! DWE中古買取販売店のブログ担当です。
今回は、ディズニー英語システム(DWE)「メインプログラム編」のリニューアルの歴史について解説します。
「中古でDWEを購入したいけど、何年製がいいの?」
「家に中古で買ったDWEがあるけど、何年の製品なんだろう?」
という方はぜひ、この記事を読みながら年数を判断してみましょう。
シングアロング、ストレートプレイ、トークアロング+Q&Aカード編もぜひご覧くださいね。
シングアロング編
https://www.dwe-kaitori.com/blog/singalonghistory/
ストレートプレイ編
https://www.dwe-kaitori.com/blog/straightplayhistory/
トークアロング編
https://www.dwe-kaitori.com/blog/talkalonghistory/
ディズニー英会話はどんな教材?
DWEは、ディズニーキャラクターが出てくる幼児英語教材です。
ミッキー、ミニー、ドナルドのようなキャラはもちろん、『アナと雪の女王』や『カーズ』『ズートピア』のキャラも登場します。
ディズニー英語システムは、人気キャラクターと親しむように英語を自然に学べる幼児向けの教材ということもあり40年以上売れ続けており、多くの英語話者を育て上げている教材です。
「メインプログラム」とは?
メインプログラムは、その名の通りDWEの中心に位置する教材です。
メインプログラムはディズニー英会話の基本となる教材であり、語彙力、リスニング力の基礎を作る重要な役割を果たしています。
メインプログラムは、内容がずっと同じというものではなく、定期的にリニューアルされています。
改善と進化を繰り返している教材です。
音声クオリティや学習サポートがどんどん様変わりしており、子供が楽しみながら学べる改良が重ねられています。
メインプログラムのリニューアルの歴史
①1978年
1978年は、ディズニー英語システムが発売された年です。
発売当初のDWEは、メインプログラムのみの販売でした。
実はこの当時のディズニー英会話は、絵本とカセットテープセットで学習するものだったのです。音声を聞きながら絵本を追っていくシンプルなスタイルですが、当時の日本では珍しい英語教材でした。
新鮮な「耳から学ぶ英語教育」は、子供のペースで進められる点が素晴らしく、好評でした。②1980年代のリニューアル
絵本とカセットテープがNo.1~3、4~6、7~9、10~12とカラーごとに1つの収納箱に入っていたデザインから、アクティビティーも含め1つの大きな収納箱に収納できるデザインに変わりました。
1980年代に入ってから、絵本やカセットテープが取り出しやすくなったと思います。③1992年のリニューアル
カセットテープからCDへ移行しました。
カセットテープでは巻き戻しの手間が必要でしたが※、CDではボタンひとつで簡単に繰り返し聞けるようになり、使い勝手が大幅に向上しています。
また1992年頃、絵本に対応するビデオ教材「BasicABC+」(現在のストレートプレイ)が登場し、映像と合わせての学習が可能になったのも大きな特徴です。※カセットテープ・・・現代の方には想像がつかないかもしれませんが、当時の音声データは、自分の手で再生位置まで巻き戻す必要がありました。
④2000年のリニューアル
絵本とガイドブックのデザインが少し変わりました。
表紙および背表紙の文字の一部が金色から白色に変わっています。
2000年版CDの収納箱が小さな箱4つから大きな箱1つに変更され、より管理しやすくなりました。⑤2004年のリニューアル
2004年になると、絵本のイラストが立体的で陰影が付いたかわいらしいタッチに変更されました。
視覚的に子どもたちを引きつけやすいデザインとなり、学習効果もさらに向上しました。
絵本のサイズも一回り大きくなっています。⑥2006年のリニューアル
ステップバイステップが登場しました。
それまでは絵本の内容のアウトプットに、CDが使われていました。
このCDの内容がDVDになったものが「ステップバイステップ」です。
2006年のリニューアルにより、視覚を使って、五感をより生かして質問の内容を理解できる教材になりました。
2006年のリニューアルにより、DWEはさらに学習しやすくなっています。【クイズへの回答方法】
以前からあったのは、ライトライトペンと絵本を使っておこなう回答方法でした。
2006年以降は、付属のリモコンを使って画面で操作しながら回答できるようになり、そういった点でも進化しています。ちなみに、35枚あったCDはレッスン部分がなくなり、ストーリーなどが収録された14枚に変更になっています。
⑦2008年のリニューアル
DWEに、「レコードブック」が追加されました。
2008年版にレコードブックが追加され、学習の進捗を記録できるようになり、より計画的に学習を進められるようになっています。⑧2013年のリニューアル
ステップバイステップDVDに登場する子役がリニューアルしました。
このリニューアルで子役の服装や髪型も変わり、時代に追いついた感じがします。
同時にDVDの画質もきれいになりました。⑨2019年のリニューアル
この年、ディズニー英語システムの全ての教材がガラッとリニューアルしています。
2019年版は、メインプログラムも他のプログラム同様DVDがブルーレイに変わっており、絵本のイラストも絵柄が変わりました。
学習内容はほぼ変わりありません(一部、単語やお話が変化していますが、全体の1%くらいです)。
DVDの時は絵本1冊に付きステップバイステップDVDは2枚で合計24枚でした。
このタイミングで絵本1冊につきブルーレイ1枚に変わり、全12枚となりました。
ライトライトペンがリニューアルしたことも大きいです。
それまでのライトライトペンはYes、Noを回答するために使われており、正解を選んだ時に「ピピッ」と音で教えてくれるという使い方でした。
新しいライトライトペンはそれに加え、絵本の読み上げもしてくれます。
この機能は「待ってました!」という方が多かったと思います。
またライトライトペンはボタン電池から充電タイプに変更になり、より使いやすくなりました。
メインプログラムの年代判別方法
中古のメインプログラムを購入したものの、「何年製かわからない!」とお困りの方もいらっしゃることでしょう。
その教材が何年製のものかを判断するためのポイントをご紹介します。
1978~1992年 カセットテープが付属
1992~2000年 CD……4つの箱に入っている
2000~2004年 CD……1つの箱に入っている且つ、絵本の大きさがB5サイズ位
2004~2006年 CD……1つの箱に(35枚)入っている且つ、絵本の大きさがA4サイズ位
2006~2013年 CD……14枚、ステップバイステップが付属
2013~2019年 DVDのケース裏面の右下に小さなNの文字
2019年以降 絵本の表紙が虹のかかったようなデザインでDVDではなくブルーレイ
まとめ
メインプログラムは、DWEの中心となる教材です。
メインプログラムは、英語の基礎をじっくりと学べる重要な存在でもあります。
ディズニー英語システムのリニューアルの歴史を知ることで、「何年版を買えばいいか?」ということがわかります。
ディズニー英語システムの機能やデザインは様々なかたちで進化しているので、中古購入をお考えの方は、ぜひリニューアルの歴史を参考にしてみてくださいね。
次回は、「マジックペンセットとマジックペンアドベンチャー」のリニューアルの歴史をご紹介予定です。どうぞお楽しみに!